1.基本方針
wonder✕worksは、すべての人が尊重され、安心して創作に参加できる環境づくりを最優先とします。
演劇の現場は、多様な価値観や表現が交差する場です。だからこそ、互いの尊厳を守り合い、心理的に安全な空間を保つことが不可欠です。本ポリシーは、当団体が主催制作するすべての公演、稽古、ワークショップ、オーディション等に関わる全員を対象とします。
2.ハラスメントの定義
ハラスメントとは、相手の尊厳を傷つけ、身体的または精神的な苦痛を与え、創作環境を損なう言動を指します。
行為者に悪意がなくても、結果として相手に重大な不快や不利益を与える場合には問題となります。 ただし、「相手が不快に感じたらすべて直ちに処分する」という意味ではありません。 状況、業務上の必要性、継続性、影響の程度などを慎重に検討したうえで判断します。
3.主な禁止行為(例)
以下は一例であり、これに限りません。
■ パワーハラスメント
・威圧的な叱責、人格否定
・暴力威嚇行為
・不合理な過大過小な要求
・無視や孤立させる行為
・プライバシーの侵害
■ セクシュアルハラスメント
・性的関係の強要
・不必要な身体接触
・容姿や性的事項への不適切な言及
・性的指向性自認の暴露
・拒否への報復的対応
■ その他
・差別的言動
・妊娠出産育児等に関する不利益な扱い
・ハラスメントを認識しながら放置する行為
4.相談窓口と対応
(1)相談について
ハラスメントが実際に起きている場合だけでなく、
・違和感を覚えた
・これがハラスメントか分からない
・将来的に問題になりそう
といった段階でも相談可能です。
相談者および事実確認に協力した方に対する不利益な扱いは一切行いません。
(2)対応の流れ
1.事実確認(迅速かつ慎重に実施)
2.被害者の意向を尊重
3.必要に応じた措置の実施
4.再発防止策の検討
小規模な集団においては、当事者が特定されやすいため、二次被害防止を最優先とします。
(3)講じ得る措置の例
・当事者の分離
・謝罪の要請
・参加停止
・役割変更
・公演参加の制限
・必要に応じて外部専門家への相談
状況により、公演の中止等の判断を行う場合があります。
5.私たちの約束
・自らの立場や影響力を自覚します
・指摘を受けたときは、防御よりも内省を優先します
・安全な創作環境を全員で守ります
本ガイドラインの最大の目的は、キャスト、スタッフ、参加者、観客、すべての関係者が安心して創作制作観劇できる環境を実現することです。皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。